関東でも梅雨明けし、
いよいよ、
本格的な夏の到来です。
スウェーデンでも、
夏は人々の心はずむ季節。
そんなスウェーデンの夏の
しあわせなひとときを
ギュッとつめこんだ絵本を
ご紹介します。
"Sommar”(「夏」
Sara Lundberg 作・絵
Alvina社)

おひさまの下で、ごはんにしよう!

あたたかく
気持ちのいい夏の日は、
庭先で食べるのにもってこいです。
スウェーデンの学校は、
6月の初めから8月の半ばまで、
長い夏休みがあります。
仕事の休暇も
5週間ほど取れるので、
家族で別荘に行ったり、
旅行に行ったり、
キャンプをしたりして
過ごすことが多いようです。

おひさまの光をあびながら、
ごはんを食べてのんびり過ごすのは、
スウェーデンの夏の楽しみの一つです。
サイクリングに行こう!

下のサイクリングロードは、
大きな川に沿って
約90キロほど続いており、
道の途中にある町に宿泊しながら、
完走をめざす人もいます。

いたるところで
牛が草をはんでいる
のどかな風景の中を
自転車で走っていくのは、
とても気持ちのいいものです。

森にベリーをつみにいこう!

ブルーベリーやキイチゴは、
スウェーデンの人たちにとって、
とても身近な存在です。
まだ朝はやい森の中、
おばあさんがひとり
何をしているのかと思えば、
ベリーを摘んでいたり……
という光景にでくわすこともしばしば。

ベリーを摘んだ後は、
ジャムにしたり、
ケーキのトッピングにしたりして、
おいしくいただきます。

湖で泳ごう!

スウェーデンの夏といえば、
忘れてはならないのが、湖。
魚釣りをしたり、泳いだり。
スウェーデンでは、
いたることころにある湖で
泳いでいる人たちの姿をよく見かけます。

キャンプ場で。
いかだで川をわたりつつ、釣りをする人。

さて、そんな夏のキャンプ場ですが、
シーズンオフの時期は、
難民の人たちの住居として
使われているところが
多くあるようです。
押し寄せる難民たちの
住居の確保に四苦八苦している
スウェーデンの移民局が注目したのが、
シーズンオフで人のいない
キャンプ場でした。
夏の観光シーズンをのぞいて
キャンプ場を借り受け、
難民の人たちに
住む場所を提供しています。
しかし、夏のシーズンになって、
観光客たちがやってくると、
難民の人たちは、
キャンプ場を
出ていかなくてはなりません。
ようやく住み慣れてきたのに、
また別のところに
移らなくてはならないのは、
かなりの負担です。
そこで、あるキャンプ場では、
観光客と難民の人たちとで
キャンプ場をシェアしてもらおう、
という試みがはじまりました。
難民の人たちも、
出ていかなくてすむと
ほっとしています。
「言葉や文化を学びあえる
いい機会になって楽しみ」と、
キャンプ場で暮らす
難民の人の一人は、
コメントしていました。
楽しい夏は、平和の上に
成り立っているのだということを
忘れないでおきたいものです。
次回の更新は、8月末の予定です。
(絵本の写真は、作者の許可を得て掲載しています。)
いよいよ、
本格的な夏の到来です。
スウェーデンでも、
夏は人々の心はずむ季節。
そんなスウェーデンの夏の
しあわせなひとときを
ギュッとつめこんだ絵本を
ご紹介します。
"Sommar”(「夏」
Sara Lundberg 作・絵
Alvina社)

おひさまの下で、ごはんにしよう!

あたたかく
気持ちのいい夏の日は、
庭先で食べるのにもってこいです。
スウェーデンの学校は、
6月の初めから8月の半ばまで、
長い夏休みがあります。
仕事の休暇も
5週間ほど取れるので、
家族で別荘に行ったり、
旅行に行ったり、
キャンプをしたりして
過ごすことが多いようです。

おひさまの光をあびながら、
ごはんを食べてのんびり過ごすのは、
スウェーデンの夏の楽しみの一つです。
サイクリングに行こう!

下のサイクリングロードは、
大きな川に沿って
約90キロほど続いており、
道の途中にある町に宿泊しながら、
完走をめざす人もいます。

いたるところで
牛が草をはんでいる
のどかな風景の中を
自転車で走っていくのは、
とても気持ちのいいものです。

森にベリーをつみにいこう!

ブルーベリーやキイチゴは、
スウェーデンの人たちにとって、
とても身近な存在です。
まだ朝はやい森の中、
おばあさんがひとり
何をしているのかと思えば、
ベリーを摘んでいたり……
という光景にでくわすこともしばしば。

ベリーを摘んだ後は、
ジャムにしたり、
ケーキのトッピングにしたりして、
おいしくいただきます。

湖で泳ごう!

スウェーデンの夏といえば、
忘れてはならないのが、湖。
魚釣りをしたり、泳いだり。
スウェーデンでは、
いたることころにある湖で
泳いでいる人たちの姿をよく見かけます。

キャンプ場で。
いかだで川をわたりつつ、釣りをする人。

さて、そんな夏のキャンプ場ですが、
シーズンオフの時期は、
難民の人たちの住居として
使われているところが
多くあるようです。
押し寄せる難民たちの
住居の確保に四苦八苦している
スウェーデンの移民局が注目したのが、
シーズンオフで人のいない
キャンプ場でした。
夏の観光シーズンをのぞいて
キャンプ場を借り受け、
難民の人たちに
住む場所を提供しています。
しかし、夏のシーズンになって、
観光客たちがやってくると、
難民の人たちは、
キャンプ場を
出ていかなくてはなりません。
ようやく住み慣れてきたのに、
また別のところに
移らなくてはならないのは、
かなりの負担です。
そこで、あるキャンプ場では、
観光客と難民の人たちとで
キャンプ場をシェアしてもらおう、
という試みがはじまりました。
難民の人たちも、
出ていかなくてすむと
ほっとしています。
「言葉や文化を学びあえる
いい機会になって楽しみ」と、
キャンプ場で暮らす
難民の人の一人は、
コメントしていました。
楽しい夏は、平和の上に
成り立っているのだということを
忘れないでおきたいものです。
次回の更新は、8月末の予定です。
(絵本の写真は、作者の許可を得て掲載しています。)
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