- 2019-02-16 :
- 現地レポート
発見!! マンガ×手話 夢の共演番組
最近、スウェーデンの
おもしろいテレビ番組を
見つけました。
マンガがだいすきな
スウェーデンの女の子が、
日本各地をおとずれ、
マンガ大国ニッポンを
さまざまな角度から
リポートしていく番組です。
その名も
"Mangamyter med Momo"
(「モモさんと探るマンガのなぞ」)
スウェーデンでも、
日本のマンガは
とても人気があります。
現在は
すこし下火になっていますが、
日本のマンガに影響を受けた
スウェーデン人のマンガ家さんも登場し、
活躍しています。
スウェーデンのマンガ
"Sword Princess Amaltea"
(「ソード・プリンセス アマルテア」
Natalia Batista 作 Kolik社)

女性が統治する王国の
つよくて勇敢なおひめさまが、
超草食系のかよわい王子を助けだし、
いっしょに冒険していく物語。
日本のマンガのような、
はなやかで、かわいらしい絵と、
女性の活躍がめざましい
スウェーデンならではの
ストーリーがあいまって、
おもしろいです。
さて、
そんなマンガを愛してやまない
モモさんは、
マンガの聖地ニッポンに大興奮。
マンガ喫茶をおとずれたり、
コスプレに挑戦したり、
大手出版社で、
マンガの編集作業を見学したり。
太平洋戦争をえがいたマンガを紹介し、
広島の原爆資料館をたずねて、
戦争の悲惨さや、
平和の大切さを伝えた回の放送では、
いろいろと考えさせられました。
なかでも、この番組が
とりわけユニークなのは、
モモさんが手話でリポートする点です。
じつは、モモさんは、
耳がきこえません。
そこで、手話をつかって、
現地のようすを伝えたり、
人々と会話をしたりします。
番組では、
手話の動きにあわせて
字幕と音声もついているので、
手話がわからない人でも
楽しめるようになっています。
耳の不自由な方の手助けになるよう、
手話をつけて放送している番組は
見たことがありましたが、
この番組のように、
手話そのものがメインというのは
あまり見たことがなく、
まるで、字幕や吹き替えのついた
外国の映画を見ているようで
新鮮でした。
スウェーデンには、
公用語のスウェーデン語のほかに、
少数言語が5つありますが、
今、手話を6つ目の言語にふくめようとする
動きが出てきているそうです。
手話を補助的な役割ではなく、
守り伝えるべき
ひとつの言葉ととらえることで、
障がいというものに対する考え方も
変わってくるのではないでしょうか。
番組の中で、モモさんは、
日本のろう学校もおとずれ、
生徒たちと交流したり、
耳の不自由なマンガ家の方や
剣道家の方に話をきいたりもします。
日本とスウェーデンでは、
手話もことなり、
モモさんも、はじめは
意思の疎通に苦労します。
でも、身ぶり手ぶりで
どうにか伝わったときの
うれしさは、
国も言葉も障がいもこえて、
だれにでも共通のものなんだな、
と感じました。
そして、もちろん
マンガ愛も!!
"Mangamyter med Momo"は、
以下のSVT(スウェーデンテレビ)
ホームページより、
2019年8月1日まで
視聴できます。
https://www.svtplay.se/mangamyter-med-momo
(字幕および音声はスウェーデン語のみ)
(本の表紙の写真およびSVTホームページへのリンクは、
作者およびテレビ局の許可を得て掲載しています。)
おもしろいテレビ番組を
見つけました。
マンガがだいすきな
スウェーデンの女の子が、
日本各地をおとずれ、
マンガ大国ニッポンを
さまざまな角度から
リポートしていく番組です。
その名も
"Mangamyter med Momo"
(「モモさんと探るマンガのなぞ」)
スウェーデンでも、
日本のマンガは
とても人気があります。
現在は
すこし下火になっていますが、
日本のマンガに影響を受けた
スウェーデン人のマンガ家さんも登場し、
活躍しています。
スウェーデンのマンガ
"Sword Princess Amaltea"
(「ソード・プリンセス アマルテア」
Natalia Batista 作 Kolik社)

女性が統治する王国の
つよくて勇敢なおひめさまが、
超草食系のかよわい王子を助けだし、
いっしょに冒険していく物語。
日本のマンガのような、
はなやかで、かわいらしい絵と、
女性の活躍がめざましい
スウェーデンならではの
ストーリーがあいまって、
おもしろいです。
さて、
そんなマンガを愛してやまない
モモさんは、
マンガの聖地ニッポンに大興奮。
マンガ喫茶をおとずれたり、
コスプレに挑戦したり、
大手出版社で、
マンガの編集作業を見学したり。
太平洋戦争をえがいたマンガを紹介し、
広島の原爆資料館をたずねて、
戦争の悲惨さや、
平和の大切さを伝えた回の放送では、
いろいろと考えさせられました。
なかでも、この番組が
とりわけユニークなのは、
モモさんが手話でリポートする点です。
じつは、モモさんは、
耳がきこえません。
そこで、手話をつかって、
現地のようすを伝えたり、
人々と会話をしたりします。
番組では、
手話の動きにあわせて
字幕と音声もついているので、
手話がわからない人でも
楽しめるようになっています。
耳の不自由な方の手助けになるよう、
手話をつけて放送している番組は
見たことがありましたが、
この番組のように、
手話そのものがメインというのは
あまり見たことがなく、
まるで、字幕や吹き替えのついた
外国の映画を見ているようで
新鮮でした。
スウェーデンには、
公用語のスウェーデン語のほかに、
少数言語が5つありますが、
今、手話を6つ目の言語にふくめようとする
動きが出てきているそうです。
手話を補助的な役割ではなく、
守り伝えるべき
ひとつの言葉ととらえることで、
障がいというものに対する考え方も
変わってくるのではないでしょうか。
番組の中で、モモさんは、
日本のろう学校もおとずれ、
生徒たちと交流したり、
耳の不自由なマンガ家の方や
剣道家の方に話をきいたりもします。
日本とスウェーデンでは、
手話もことなり、
モモさんも、はじめは
意思の疎通に苦労します。
でも、身ぶり手ぶりで
どうにか伝わったときの
うれしさは、
国も言葉も障がいもこえて、
だれにでも共通のものなんだな、
と感じました。
そして、もちろん
マンガ愛も!!
"Mangamyter med Momo"は、
以下のSVT(スウェーデンテレビ)
ホームページより、
2019年8月1日まで
視聴できます。
https://www.svtplay.se/mangamyter-med-momo
(字幕および音声はスウェーデン語のみ)
(本の表紙の写真およびSVTホームページへのリンクは、
作者およびテレビ局の許可を得て掲載しています。)
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