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イマドキのおひめさま

3月は、女の子の祭典ひなまつりの月。
おひなさまの季節です。

そこで、今日ご紹介する絵本は、おひなさまならぬ、おひめさまの絵本

"Så gör prinssesor"(パール・グスタフソン作・絵 Natur och Kultur社)

表紙


あざやかなピンクの表紙に描かれているのは、
おしとやかそうなおひめさま
と思いきや……

表紙をめくると、

ボクサー

アッパーを決めるおひめさまが!

実は、このおひめさま、今までのイメージを覆す、まったく新しいタイプのおひめさまなんです。


アイスホッケーだってするし、

アイスホッケー


悪者から村を救ったり、
ドラゴンにも、勇敢に立ち向かいます。



korv.jpg

ドラゴンのはく炎で、ソーセージを焼くなど、
余裕もたっぷり。



今どきのおひめさまは、おうじさまの助けを待っている場合ではありません。

王子救出

むしろ、積極的に助けに行ってしまいます。



一方で、服選びにさんざん迷ったり、
髪を1000回とかすなど、おしゃまな一面も。

ブラッシング



女性の活躍のめざましいスウェーデンから、
現代女性を象徴するような、パワーあふれるおひめさまの絵本をお届けしました。


さて、おひめさまもしているアイスホッケーですが、
スウェーデンは、ソチオリンピックでも、男女ともに活躍し、その強さを知らしめました。

私が現地で通っていた学校のそばのスポーツ施設でも、よくアイスホッケーの試合が行われ、クラブを手にしたちびっこたちの姿を見かけたものでした。

また、学校の休み時間には、室内でホッケーに興じる人たちもいて、何度かまぜてもらったこともあります。

アイスホッケーの一流選手を目指す女の子が主人公の物語シリーズもあるくらい、スウェーデンでは、男女を問わず、人気のスポーツの一つのようです。



Östasiatiska Museet Japans utställning (3)

ストックホルムの東アジア博物館に展示された、日本のおひなさま





(絵本の写真は、作者の許可を得て掲載しています。)
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テーマ : 本の紹介
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

きただい えりこ

Author:きただい えりこ
スウェーデンに留学し、児童文学と文芸創作を学ぶ。
現在は、スウェーデンの絵本・児童書の翻訳と紹介にたずさわる。
スウェーデン児童文学翻訳家。
よみうりカルチャー荻窪教室「絵本で学ぶスウェーデン語」講座講師。
日本の絵本・児童書をスウェーデン語に翻訳し、スウェーデンで紹介もしている。

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